退職金の計算方法が変わる?

おはようございます。
昨日は、汗ばむ1日でした(^^;;
今日は曇り空ですね…

ところで、みなさま、退職金の税金ってどのようて計算するかご存知でしょうか❓

そんなの知らないー。という人がほとんどと思います。

退職金は大きな金額で、何度ももらえるものではなく、長年働いてきた慰労金としての意味もあり、税金の計算方法が優遇されてます。

例えば、退職金1,000万円にかかる税金は、
退職金控除額として、40万円×勤続年数(20年以下の場合、20年以上は一律20年)を退職金から控除する事ができます。
控除額を引いた後の金額の半分(1/2)を税金として納めることになります。

以下の計算式になります。

{1000万円-800万円(※)}×1/2=100万円

(※退職所得控除額は勤続年数によってきまり20年以下の場合、40万円×勤続年数という算式で算定されます。したがって、算式の内訳は40万円×勤続年数20年=800万円)

給与所得に課される所得税に比べると、かなり税額が優遇されてます。

今回、2022年分の所得税から

勤続5年以下の人がもらう退職金に対する1/2課税が一部廃止されます。

退職金に対する1/2課税が廃止されるのは、
退職所得控除後の金額のうち300万円を超える部分となります。

退職所得控除後の金額が300万円以下であれば、今回の税制改正の影響を受けません。

ご参考までに…